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インタビュー

01大里 和磨 / アートディレクター

- 紹介文
1998年生まれ、兵庫県出身。
関西学院大学法学部政治学科卒業後、 2021年4月入社。大学在学時に西洋美術史を独学で勉強する傍ら、ファッション求人の国内最大企業にて関西支部代表を務め、200人規模のコミュニティ統括やイベント企画・運営を行う。
ユースカルチャーに深く精通しており、東京・大阪を拠点に定期的にイベントを主催するなど幅広い活動を行っている。
Rubik’sでは、アートプラットフォーム事業「ART PORT」を立ち上げ、アーティストのキャリアプランニングに尽力している。

02学生時代について

昔からオタク気質なので、バスケットボールをしていたことから、NBAが好きになって、そこに付随するアメリカの文化やストリートファッションなどに周りの誰よりも詳しくなるほど熱中してました。中学生から高校生にかけてはK-POPが好きになって色んなアイドルのファッションを真似たりブランドを調べたり、音楽番組を毎週全てチェックするみたいな暮らしをしてましたね。(笑)

他にも考古学からアニメやらなんでも手を出してましたが、大学1年生の時に自分の時間が増えると、何か一つ熱中できるものを見つけようと思っていた最中、ジョルジュ・デ・キリコの「愛の歌」という作品に出会ったのがきっかけでアートに本格的に熱中し、国内外の美術館に行き、知識は本で補っていくようになりました。 面白いことはなんでもしたいという性格だったので、同時にファッション関係でインターンを行ったり、大学内のアート団体に所属しては絵を描いたりと、かなり活動的だったのでその経験が今に直結しています。

03仕事内容について

主な仕事は、アートプラットフォーム事業「ART PORT」の運営とRubik’sのwebデザイン、名刺デザイン、ロゴデザイン等社内デザインのディレクションを担当しています。

04なぜ今の仕事を?

「ART PORT」に関しては、色々な作品を見てアートについて概念から考えるうちに、趣味で終わらせたくないという想いが強くなって今に至ります。

アートで得た恵みをアートに還したいという想いが根幹にあり、日本からより評価されるアート、アーティストが増えて欲しいと考え、この「ART PORT」を立ち上げました。

05人より優れていると思う部分、ここは負けないと思う部分は?

スキル的には特にないです。(笑)
色んな人と出会う中で自分より優れた能力を持った人を見たので、何かに特化することへの諦めがついたのですが、その分人と関わる力、信頼を得る力は人より優れているのかなと思います。 学生時代の色んな活動は、周りの協力や信頼があって成せたことばかりなので、誰に対しても公平に接し、年齢を問わず意見しあえる関係性を作ることは常に意識しています。

06これからの目標は?
その目標に向けて取り組んでいる / 取り組みたいことは?

自分と同じ世代、またより若い世代がアートへの関心を持つようにその素晴らしさを普及していくこと、また優れたアーティストを育てていくために技術以外の部分を教育していきたいと思っています。

具体的にはマネタイズ、自己ブランディングといった、学校では中々教えてくれないけど、人生に必要なものを多くの方に伝えていく存在になりたいです。

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