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インタビュー

01田村圭一郎 /株式会社COOON代表取締役 (元Rubik’s取締役副社長)

実家が経営する幼稚園を手伝う中で、子供に対する教育の重要性を感じる。
それを機にSTEAM教育の理念を生かした新しい教育手法のコンテンツを制作し提供する、株式会社Rubik’ sの取締役副社長に就任。

株式会社Rubik’ sでは日本最大のデジタル教育施設「REDEE」の責任者として、様々な教育コンテンツの開発・運用を担当。その中で虐待児童や障がい児童に教育コンテンツを提供する機会を経験する。ソーシャル的な観点より、そのような児童に寄り添った新しい教育コンテンツを提供したい思いから、2021年2月株式会社 COOON を起業する。

02学生時代について

とにかく集団行動に馴染めない人間でした。
いわゆる大学の中で変に尖った変わったやつです。ただ好きなことにはとことんハマる人間だったので、大学ではラーメンサークルに入ってとにかくラーメンを食べまくっていました。

2回生ではとにかく留学に行きたくてただお金が全くなくて、バイトしまくったりフィナンシェの検品工場で働いたり、時には競馬で一発逆転狙ったり。

とにかくなんでもしていましたが、やっぱり限界があるなと思って出会ったのが訪問販売でwifiを売る営業の仕事でした。結果として仕事の内容はサステイナブルな仕事ではなく、僕はあまりいいと思いませんでしたが初めてビジネスの基礎やこうやってお金は動いているんだということを知るいい経験になりました。

営業でお金をため大学の3回生ではカナダに留学に行って、とにかくいろんな人と喋って遊んでいました。海外では寄付やボランティアなどが盛んに行われており、自分主体ではなく相手が喜ぶかを元に行動している人がほとんどでした。 日本に帰ってから就活が始まりましたが、就活の軸もクライアントファーストか。とにかく自分がワクワクするかをもとに、就活を進めていました。

03仕事内容について

現在主な仕事は、SDGsブランディング事業「TOMOSUBA」という学生SDGsカフェの運営とその他企業のSDGs事業構築支援などを行っています。その他SDGsに関する商品の企画開発も行なっています。

04なぜ今の仕事を?

とにかく社会の課題を解決したくて今の仕事を始めました。
共同代表の船橋含め実家が片親だったこともあり、いち社会問題の当事者ではありました。

しかしそれ以上に様々な問題に悩む人たちが大勢存在し、そういった彼らの問題をビジネスを通して解決していきたいというのが今の仕事を始めたきっかけです。

05これからの目標は?
その目標に向けて取り組んでいる / 取り組みたいことは?

なかなかソーシャルビジネスや社会問題をビジネスを通じて解決するといっても、偽善者だ!ボランティアっでやれ!金儲けするな!と批判的な意見が多いです。

そういった背景にはまだまだ社会問題が解決されない背景を知らなかったり、そもそもその課題にも気がついていないというのが挙げられます。僕らはそういった背景をクリエイティブの力を使って、より身近に過去にないアプローチでユーザに届けています。今後は驚くようなワクワクする手法で、様々な社会課題に取り組んでいきたいと思っています。

06人より優れていると思う部分、ここは負けないと思う部分は?また、大事にしていることは?

人がやばいと思うことでもあんまり危機感を感じず、自分のペースで物事を進められる点です。逆に自分のペースを狂わされるとイライラします。ある程度どんなタスクが与えられても、ゴールまでの道筋が瞬時に見えるので8割くらいの完成度のディレクション業務などは得意です。

しかし2割の細かいところは他のメンバーの力を借りないと完成しないので、しっかりとしたコミュニケーションは大切にしています。ただコミュニケーションはとても難しく、僕の永遠の課題です!

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